一陽来復のおまもり | whitedelight

一陽来復のおまもり

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あっという間にお正月が過ぎましたね。
初詣は1日に実家の近くの神社に行くのが習慣になっていましたが、
この2年はコロナで行けなかったので、久しぶりにお参りできてちょっと感慨深かったです。

ところで、私の家では毎年、早稲田にある「穴八幡宮」の一陽来復の御守りをおまつりしています。

一陽来復のお守りは、節分の日でもおまつりできるので、
初詣がまだな方はお参りしてはいかがでしょうか。

穴八幡宮について

はじめて行く神社の場合はなるべく、御祭神など調べてから行くようにしていますが、
以前から行っているので調べたことがなく、公式HPを確認しました。

ご祭神
應神天皇(品陀和気命)
仲哀天皇(帯中日子命)
神功皇后(息長帯比賣命)

御由緒
「康平五年(西暦1062年)、奥州の乱を鎮圧した源義家が凱旋の折、日本武尊命の先蹤に習ってこの地に兜と太刀を納めて氏神八幡宮を勧請し、永く東北鎮護の社としてお祀りされた」のがはじまりとのことです。 公式HPより

穴八幡宮は早稲田大学に近く、大隈講堂から数分です。

アクセス:地下鉄東西線 早稲田駅から徒歩5分
     JR 西武新宿線 高田馬場駅よりバス 早大正門行で10分位
              馬場下町で下車 横断歩道を渡ってすぐ

馬場下町の交差点には昔「三朝庵」という有名なお蕎麦屋さんがあったのですが、
なくなっていました(泣)
Wikiによれば2018年に閉店されたようですね。
江戸の頃から続くお蕎麦屋さんであり、シンボル的なお店だったのでとても残念でした。

馬場下町の交差点に鳥居があり、鳥居の先は石段になっていて登りきると立派な門が見えてきます。

年末の大隈講堂 閑散としてました

一陽来復のお守り

我が家では祖父方の家の影響だと思いますが、大晦日に必ず「一陽来復」の御守りをまつっています。
物心ついたころからなので、それが世の中当たり前の風習だと思っていたのですが
いつのころからか「違うらしい」ことがわかりました。

今は祖父母、両親とも亡くなってしまったので尋ねることもできないのですが、
「金銀融通」の御守りであるため、商売をしていた祖父方の家の風習だったのではないかと思います。

一陽来復の御守りは、穴八幡宮にて、冬至から節分までの期間のみ、頒布されます。
そのため毎年、冬至の日は大変混み合います。
(土日に重なった冬至の日に一度行っただけでしたが、とても混んでいて驚いた記憶があります
 早稲田大学文学部をこえたあたりまで並んでいました)
おまつりする日は、
   冬至
   大晦日
   節分

に限られるので、冬至におまつりする方はどうしても初日に行くしかないですし、混みますよね。
我が家は大晦日と決めていますが、冬至から大晦日まででも数日しかないので、
わりと調整が厳しいです。

3日とも深夜0時ちょうどにおまつりします。
おまつりする場所は毎年異なっていて、恵方に向かうようにお守りを部屋の壁の上方にはります。
お守りといっしょに貼付する位置についての指示書をいただくので読んでからおまつりします。

0時まで必ず起きている日は我が家だと大晦日しかないので、ずっと大晦日におまつりしています。

三省堂の辞書によれば、
一陽来復とは
「冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。」
だそうです。新年にふさわしいですね。
また、経済がこれからどのように進んでいくのかわかりませんが、「金銀がとどこおらず」
1年を過ごせるとよいと思います。

まとめ

2020年、2021年は、コロナ下で出店も出ていませんでした。
コロナ前までは年末に家族で参拝してきましたが、さすがに
私一人でお参りし御守りをお受けしていましたね。
2022年は出店も出るようになりましたが、コロナ前までは戻っていなかったように思います。

ちょっとわかりにくいのですが下の写真は2015年の境内の写真で
お守りを受ける人が並ぶ仕切りが見えています。
(この日は夜ということもありそれほど混んでいなかった)

写真の左側には参道があるのですが、写真では出店の裏側が見えています。
参道の両脇を出店がしめる形になっていて、
参拝が終わり帰る時に参道を通る流れになっていますが、
冬至から節分まではとても寒いので出店同士がくっついて、
それぞれで暖房をたいているので参道内はあたたかくなっています。

2015年 穴八幡宮境内 夕方

下は2020年の写真です。向こう側にお守りを受ける列の仕切りが見えます。
手前側が参道になりますが、出店が一軒もなくて、通常見ることのない景色に驚きました。

2020年 コロナ下で出店が全くない状況。

そういえば、
12月末に参拝した際、出店の中で行列ができていたところがありました。
手相占いです。当たるのかな。ちょっと珍しかったので目をひきました。

まだ初詣をされていない方、一陽来復のお守りをお受けになってはいかがでしょうか。
ご利益はあるのか。。。うーん。ただ、幸せには暮らせているのであるのかな。